きんでん 労働組合

 

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《 2021~2022年度 運動方針 》

取り巻く情勢

◆社会・経済について

 コロナウイルスの感染拡大によって、全世界で多くの人の命が奪われ、今もなお変異株ウイルスが猛威を振るっています。先駆けて高年齢者や医療従事者を対象にワクチン接種が開始されていますが、収束への道筋は見えず、その脅威を克服するには至っていません。
 度重なる緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置による営業活動自粛・時短営業などの対策が取られ、社会全体が「新しい生活様式」に対応することとなり、ワークスタイルにも変化が生じています。その結果、一部では経済活動の低下や人間関係の変化などによる様々な社会問題を引き起こしています。また、日本のみならず世界各国の経済に甚大な影響を与えており、この状況が長引くことで雇用や消費、設備投資などに与える影響も懸念されます。
 安心して暮らせる社会を取り戻すためには、世界全体でこの困難を乗り切っていかなければならない状況にあります。

 

◆電力関連産業について

 電力関連産業においては、電力会社は電力・ガス小売全面自由化に伴う顧客の離脱や、コロナ禍により更に拍車がかかった電力需要の低迷によって、大幅な電気料金収入減少を見込んでいます。また原子力発電所の再稼動については、カーボンニュートラルに伴う2030年温室効果ガス削減目標が大幅に引き上げられるなど、稼働を勢いづける要因も一部にはありますが、新規制基準への対応や司法リスクなど不透明な状況が続いています。そのような中、グループ全体では更なるコスト構造改革が求められています。
 さらに関西電力送配電㈱においても、2023年度より導入される「新託送料金制度」に向けて、事業者間の競争や企業努力が進められており、私たちの労働環境への影響も考えられます。


 

◆設備工事業界について

 建設業界においては、民間設備投資・公共投資の底堅い動きなどを背景に企業業績は堅調に推移しています。また、リニア中央新幹線や市街地再開発の事業が見込まれており、さらには大阪・関西万博開催など大規模プロジェクトの建設投資が期待されている状況にあります。しかし、今後企業の業績悪化に伴う設備投資意欲の減少など、受注環境の悪化が懸念されます。その上で建設業就業者数は減少を続けており、慢性的な要員不足となっています。さらには高齢化の進行や若年層の建設業離れによる技術・技能の継承や他産業と比較して長い労働時間の課題などが存在しています。
 

 

 このように、私たちを取り巻く情勢はコロナ禍の影響も色濃く、国内外ともに見極めが難しい状況であり、働く環境も様々に変化しています。そのような中、組合員は社会のインフラを支えているという自覚を持ち、強い使命感と責任感をもって役割を果たしながら、一方では「労働環境改善」による総労働時間短縮、生産性向上という課題にも取り組んでいます。
 社会が極めて不安定かつ不透明な状況のもと、私たちは新しい生活様式、新しいワークスタイルへの転換を進めています。従来型の労働組合活動が困難な状況に置かれていますが、今やるべきこと、果たすべき役割をしっかりと認識し、組合員とその家族はもとより社会全体に活力を取り戻せるよう活動を進めていかなければなりません。

活動の基調


◆労働組合としては

 私たちを取り巻く情勢はこれまでにはない状況にあります。将来にわたって、一人ひとりが職場の一員として役割を果たしながら、安心して安定した生活を維持し、イキイキと輝き続けなければなりません。そのためにも労働組合は、いかなる状況にあっても、組織として本来の機能を発揮していくことが重要です。
 労働組合が役割をしっかりと果たし、組合員それぞれが組合活動に積極的に参画していくことで「きんでん労組の一員で良かった」と実感できる組織になっていくことを目指していきます。また、将来にわたって安心して暮らせる社会の実現のために、働く仲間との連携や社会との関わりへの理解も深めながら、社会における役割も果たしていかなくてはなりません。

 労働組合の活動の原点は職場にあります。職場の声を一つひとつ丁寧に積み上げ、取り組みに反映させるとともに、職場の声に基づく組織の考えを職場全体にしっかりと伝えることが重要です。そのためにも、労組役員の資質向上や将来を担う人材の育成などの取り組みによって組織の基盤を固めていくことが必要です。

 組合員一人ひとりが、それぞれの立場で積極的に関わり、その想いを集めた力で諸課題を解決していくことが将来に繋がっていくものと考え、


  【  想いを紡いで大きな力に!

          ともに駆けよう輝く未来へ  】

 

のスローガンのもと、仲間とともに新しい世界を切り拓くような活動を展開していきます。

【具体的な活動】
 

1.組織の力を高めていきます

◆変化に対応できる組織へ
 〇社会環境が大きく変化していく中で、労働組合が役割を果たしていくための活動の在り方などに
  ついて検討していきます。

 
◆実行力のある組織へ

 〇本部執行部・支部執行部が役割をしっかりと果たせるように、連携を深める取り組みを展開し、
  組織全体の機能を最大限発揮しながら職場の声を掴み、組合員参加型の活動を目指します。

 
◆人材力を高める組織へ

 〇教育体系に基づく研修を効果的に実施し、組合員および労組役員の資質・能力向上に努めます。
  また、支部での研修においては、運営のサポートも引き続き取り組みます。
 
 〇青年活動部本部リーダー会メンバーが、継続的に若年層のつながりを拡げていきます。
  あわせて、全員が主体性を強く持って活動を牽引することで、資質・能力の向上にもつなげて
  いきます。また、社会とのかかわりや上部団体の取り組みに対する理解を深める活動を進めます。
 
 〇本部女性委員会として、男女共同参画に向けた取り組みを進めていきます。また、社会とのかか
  わりや上部団体の取り組みに対する理解を深める活動を進めます。


◆活動が見えやすい組織へ
 〇組合活動を身近に感じ、関与を高めるため、機関紙「いぶき」やホームページを中心に広報活動
  を充実させ、更なる見える化に引き続き取り組みます。

 

 
2.より良い環境をつくっていきます

◆魅力あふれる労働環境
 〇職場の状況や職場の声、社会環境等を踏まえ、電力総連電工部会の一員として、総合生活改善
  統一交渉の取り組みを行っていきます。

 〇ワーク・ライフ・バランスの実現に向け、会社の「労働環境改善」に呼応した労使協同の取り
  組みと、労組の「休み方改革」を展開していきます。
 
◆安全で安心できる職場環境

 〇組合員が健康で、安心して安全に働き続けられる職場環境を目指し、職場激励訪問や広報活動を
  通じて、安全衛生に対する意識高揚を図っていきます。
 
◆充実した労使関係

 〇会社方針や労使が共に取り組むべき課題等の確認により、労組の役割が果たせるよう、運営協議
  会の実施に加え、より具体的な内容が協議できる部門別懇談会等も実施していきます。


3.安心で安定した生活をサポートしていきます

 〇豊かなライフ・デザインの実現に向けた一助となるよう、関西電力生活協同組合や電力総連の
  共済制度等について、独自の教宣器材を活用しながら理解を深め、本部執行部が中心となり
  加入拡大および利用促進を図ります。


4.社会の一員として役割を果していきます

◆政策制度の実現
 〇2022年7月施行予定の第26回参議院議員通常選挙に向け、電力総連組織内候補予定者で
  ある「竹詰ひとし(たけづめ ひとし)」氏が私たちの代表者として国政の場で活躍できるよう、
  最大限の取り組みを展開していきます。
 
◆働く仲間との連携

 〇電力総連や全電工労連等の活動に積極的に参画し、同じ業界で働く仲間との連携を深め、組織で
  の活動に活かしていきます。
 
◆社会との関わり

 〇社会の一員として役割を果たすことの意義について理解を深める活動を展開する中で、引き続き
  社会貢献活動に取り組みます。